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2019年2月

2019年2月19日 (火)

た~ばこぉ~♪ タ~バコぉ~♪

ご苦労様です。zenkenkai・日本カイロプラクティック連合会(JCA)中国Ⅱ地区担当者です。

気になる記事を見つけたんで、紹介します。

近頃、加熱式タバコを吸う人をよく見かけますよね?実際に加熱式タバコで最大のシェアをもつIQOS(アイコス:加熱式タバコの一製品)の利用者は、2016年で喫煙者全体の0.6%だったんですが、2017年では3.6%と急増しているそうです。

2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、受動喫煙対策が強化されましたが、これによって、たくさんの人が集まる施設での喫煙が規制されます。
加熱式タバコも規制されるのですが、「煙や臭いが少なく周囲に迷惑をかけない」「体への影響が少ない」ことを理由に、タバコが禁止されているレストランでも、加熱式タバコ専用の喫煙室(飲食等も可)をつくれば使用できるなど、通常のタバコに比べてやや規制が緩くなっているようです。

でも、本当に加熱式タバコの毒性は少ないのでしょうか?

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加熱式タバコも、これまでのタバコと同じように葉タバコを使用しています。

ただ、燃焼させるのではなく、電気的に350℃程度に熱して、ニコチン等の化学物質を熱分解により生じさせます。


しかしその量は、これまでのタバコと比べて少なく、ニコチンは84%であり、有害物質といわれているアルデヒド類も20〜70%との事です。受動喫煙の影響も調査されていて、同じ量で比較すると、室内のニコチン濃度は加熱式タバコの方が低かったと報告されています。

これらの研究結果だけをみると、加熱式タバコの毒性は少ないように思われます。しかし、タバコに精通した研究者は、「有害物質の量が少なければ毒性が少ないという法則は、タバコにおいては成り立たない」と言っています。

かつて低ニコチン・低タールのタバコは体にやさしいと言われていましたが、結局、肺癌や肺気腫のリスクは低下しなかったそうです。
その理由の1つが、1本あたりのニコチンやタールの量を少なくしても、タバコに依存している体は自然と喫煙本数を増やすからだ。

そして、この現象は加熱式タバコでも起こり得ます。それに加えて、煙や臭いが少ない加熱式タバコは空気を汚していないように見えますが、実際はニコチンや化学物質が発生しています。

なので、煙や臭いに気づいて受動喫煙を避けることが難しく、気づかないうちに曝露される可能性が指摘されています。

結局のところ、加熱式タバコの毒性の高さや影響はまだわかっていません。それを科学的に証明するには、喫煙者(また、受動喫煙を受けた方)の健康被害の調査が必要となります。
 健康への影響は長い時間をかけて進んでいくので、その結果がわかるのは数十年後です。

現時点で、毒性が「低そう」なので規制を緩めてもいいのか、「高いかもしれない」ので通常のタバコと同じように規制すべきか?私たちは、科学的な調査結果の前に選択しなければならないわけです。

との事ですが、タバコ代のほとんどが税金なのに隅っこに追いやられるのは如何なモノかなぁって思うのですが、それも喫煙者のマナーが悪いからって事もある訳で・・・喫煙者の私にとっては肩身の狭い世の中のなりました。

喫煙も程々にねって事で。

2019年2月 4日 (月)

鳥取勉強会

みなさんこんにちは~happy01

インフルエンザ流行流行流行でございますbearing

予防対策を出来うる限りやりましょうsign01

そんな日本全国体調の悪い方が多い中、とても元気なカイロプラクティック1日勉強会が鳥取で行われましたcatface

zenkenkai(全国健康生活普及会)所属のカイロプラクターみなさまがお忙しい中、健康の輪を広げようgood

ということで開催したのでした。

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参加者は女性が多く8割が女性でしたね~happy02

女性の方が健康に敏感ですね~confident

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とても楽しくカイロプラクティックの内容から健康の大切さを学びました。

開催した先生方に感謝sign01参加されたみなさまに感謝sign03

インフルエンザにまけるな~happy02good

2019年2月 3日 (日)

生きるために『食』は必要。(←でも、身体に悪いものも食べてるかもよ?)

ご苦労様です。zenkenkai・日本カイロプラクティック連合会(JCA)中国Ⅱ地区担当者です。

 今回は「食」に関するお話をします。
中華料理店症候群という、あまり有難くない名前の疾患があるのを知っていますか?
これは1968年に、中華料理を食べた人が、頭痛・歯痛・顔面の紅潮・頸部や腕の痺れ・動悸などの症状を訴え、【Chinese restaurant syndrome 】として権威ある医学雑誌であるLancetに掲載されました。
 これは中華料理に多く含まれる化学調味料のグルタミン酸ナトリウムが原因ではないかと疑われ、翌年には動物実験で視床下部などへの悪影響が指摘されたため、世界保健機関などにより1日の摂取許容量に制限がもうけられました。

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 グルタミン酸ナトリウムを使った調味料の1つが「味の素」で、うま味を出すための化学調味料として知られています。実はその後、アメリカで臨床試験が行われ、中華料理店症候群になったことがある被験者にグルタミン酸ナトリウムを大量に含む食事を与えても症状が再現されず、グルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群の関係は証明できませんでした。その後も追試が行われ、通常の料理に使う量では人間に対する毒性が確認されず、その研究結果が2000年に発表され、悪名高い中華料理店症候群は現在では学術的には否定されています。

 しかし,グルタミン酸そのものには、血管を収縮させる作用があり「The MedlinePlus Medical Encyclopedia」では、今でもグルタミン酸ナトリウムを含む食品を片頭痛の原因の1つとしてあげています。日本救急医学会の専門医試験にも急性頭痛をきたす物質として出題されています。


グルタミン酸はAMPA受容体やNMDA受容体といったイオンチャネル型受容体に作用してナトリウムイオンやカルシウムイオンの透過性を高め、神経の興奮をきたすことが関係するといわれていますが、頭痛をきたすメカニズムについてはわかっていないそうです。
 ちなみに,グルタミンも同じアミノ酸ですが、別のものです。グルタミン酸はアンモニアを介してL-グルタミンに変換されますが、このL-グルタミンはよくお医者さんたちが使う胃薬のマーズレンの主成分です。
 また最近、中華料理店で出される火鍋で一酸化炭素中毒が多く起こることから、これを新しい中華料理店症候群と呼ぶ人たちもいます。

何にしても、こんな事を考える必要もなく、どこへ行っても、(どこのお店でも)身体に良いモノを適量、美味しく食べれれば良いのになぁって思う今日この頃でした。

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プロフィール

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桟原 一一 
阿部 泰明
髙森 智之
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所属:全国健康生活普及会(全健会)、日本カイロプラクティック連合会(JCA)、ホリスティックビューティインターナショナル(HBI)、(株)日本直販総本社