夏に向けて、適度な運動を!!!めざせシックスパック!?
ご苦労様です。zenkenkai・日本カイロプラクティック連合会(JCA)中国Ⅱ地区担当者です。
これから夏に向け、暑い日が来ると薄着になりますが、気になるのが体型ですよね?
体脂肪が気になる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
所で、体脂肪というと、どのくらい溜まっているか、量にばかりが注目していませんか。
最近の研究で、脂肪がどこに溜まっているのかという場所の違いが、健康度を左右しているとわかってきました。
健康にとって、悪い順に並べると異所性脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪となるそうです。
異所性脂肪と言う聞きなれない単語が出てきましたので、簡単に説明しますが、異所性脂肪とは、肝臓・心臓・筋肉などのように本来、体脂肪を多く溜めないところ(異所)に溜まる体脂肪の事を指します。
肝臓に溜まると非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を起こしやすく、このうち進行性の非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は肝硬変や肝臓がんの原因(キッカケ)となります。
内臓脂肪は消化管周辺に溜まる体脂肪のことで、中年太りで出てくるお腹の中身でメタボリックシンドロームの原因の一つとなります。
皮下脂肪は体脂肪本来の役割であるエネルギー備蓄をおもに担います。断熱材やクッション材としての機能もあり、体型を緩めるという外見上の問題を除き、さほど悪者ではないそうです。
体脂肪がどこに溜まるかは実は量で決まります。痩せている人の大半は害の少ない皮下脂肪から先に溜まり、太るに従って内臓脂肪が増えてきます。
それでも収まり切れなくなると、最後の受け皿として仕方なく異所性脂肪が溜まる事になります。
内臓脂肪や異所性脂肪の増加が肥満に伴う合併症をもたらすそうです。
ただし、食事制限と運動で痩せ始めると、異所性脂肪と内臓脂肪から先に落ちるのでご安心を。
脂肪組織にも自律神経が分布していて、内臓脂肪には自律神経のうちでも特に交感神経が多く分布しており、この交感神経から分泌されるアドレナリンが内臓脂肪を分解して消費を促します。
何にせよ、食事は腹八分で抑え、適度な運動を心がけることが大事と言うわけです。