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2018年1月18日 (木)

ビックリするような事実!!

ご苦労様です。全国健康生活普及会(全健会)・日本カイロプラクティック連合会(JCA)中国Ⅱ地区担当の髙森です。

先日こんな記事を見つけたのでご紹介いたします。

『薬剤師は処方箋の2・3%で不備を見つけて患者の健康被害を防ぎ、推定2200億円の医療費削減に貢献している。』


こんな調査結果を、神村英利福岡大薬学部教授と福岡市の4薬局でつくる研究班が処方箋約3万枚(←すごい数💦)を分析して明らかにしたそうです。


不備は、処方箋と、お薬手帳の履歴や本人の話を照らし合わせた上で、問題のある処方を医師に確認して訂正する「疑義照会」(薬剤師法24条)で判明。


病状が悪化しかねない処方ミスもあったそうです。ちなみに、疑義照会による経済効果を試算した研究は初めてだそうです。

  研究班は2016年9~11月に4薬局が扱った2万9487枚の処方箋を分析。2・3%に当たる670枚が疑義照会され、種類や量、取り消しなど処方変更は1047件に上ったんです。(個人的な意見ですが、ヤブ医者が多いのか、金儲けに走っているのか、%にすれば大したことないように思いますが、本当はあってはならない事なのにって思いますよね。)

  変更の内訳は、飲み残しがあり過量の服用を防ぐために処方日数を減らす「日数調整」が534件(51・0%)と過半数を占め、次に健康被害に直結する「薬学的判断」269件(25・7%)が多かった。(治しに行ってるのにかえって悪くなるって・・・)

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『医療費2200億円の削減試算も』

 薬学的判断のうち、特に重大な副作用の危険性があるとして処方が取り消されたのは120件。患者が複数の医療機関にかかると起こりやすい「重複投与」が最多の63件を占めた。
▽出血の恐れがある抗血栓薬の重複投与

▽感染症にかかりやすくなる免疫抑制剤の重複投与

▽意識障害や自殺念慮増悪の恐れがある抗うつ薬の過量投与
▽転倒の原因となる睡眠薬の重複投与 など。

緑内障患者に、視野が狭まる恐れがあり禁忌薬に指定されている総合感冒薬や腹痛止めを処方していたケースも6件あった。(ここまでくると、ほんとに専門医って、疑いたくなります。)

  疑義照会の結果、210万817円の薬剤費を削減。副作用を回避できたと仮定し、国の医薬品副作用被害救済制度で給付される平均医療費などから、かからずに済んだ医療費を割り出すと約719万6千円になった。日本の年間処方箋約8億枚で換算すると削減効果は計約2200億円で、国民医療費の0・5%に当たるという。

  研究班の神村教授は「薬剤師が副作用を防ぎ医療費削減にも貢献していることを知ってほしい」としている。ただ、患者が複数の薬局にかかったり、お薬手帳を持っていなかったりすると、薬剤師が不備に気付くのは難しい。「かかりつけの薬剤師を決め、全ての服用薬を把握してもらうのが望ましい」と話している。』

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と言う記事でした。世の中にはお医者さんが居ないと困りますが、薬を飲むために薬を飲むこともあるくらい薬漬けになってるように思います。薬や病気の知識を持っておくことが必要だと思います。

そもそも、病気にならない健康な身体を作っていくことが大事ですね。

お身体に悩みがあればお近くのzenkenkaiの先生にお気軽にご相談ください。

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所属:全国健康生活普及会(全健会)、日本カイロプラクティック連合会(JCA)、ホリスティックビューティインターナショナル(HBI)、(株)日本直販総本社