体調管理はしっかりと。
ご苦労様です。zenkenkai・日本カイロプラクティック連合会(JCA)中国Ⅱ地区担当者です。
今年もあと1か月余りとなりました。空気が乾燥してくるとインフルエンザが流行してきますが、インフルエンザや風邪だと思っていたら、とんでもない事になっていたって記事がありましたので、紹介いたします。
ドイツで63歳の男性が、飼い犬になめられたことが原因で感染症にかかり、重症化して死亡した。
欧州の医学誌でこの症例を発表した医師団は、飼い主らに対して、もしもインフルエンザのような症状が表れた場合、すぐに医師の診察を受けるよう促しています。
症例を報告したドイツ・ブレーメンの赤十字病院の医師によると、それまで健康だった男性は、
犬や猫の口内に存在する「カプノサイトファーガ・カニモルサス」という細菌によって感染症を発症したとの事。
この細菌が人に感染するケースは極めて稀(まれ)ですが、動物にかまれたことが原因で感染することもあるそうです。
しかし今回死亡した男性は、自分の飼い犬に触れてなめられていただけで、かまれたりけがをしたりはしていなかった。
男性はまずインフルエンザのような症状が表れ、次いで重度の敗血症と、血斑や皮膚の変色、壊死を引き起こす電撃性紫斑病を発症。 集中治療室で治療を受けたが症状は悪化し続け、多臓器不全のために死亡しまた。
カプノサイトファーガ・カニモルサスを原因とする感染症では、米オハイオ州でも今年5月、 女性が傷口を子犬になめられたことが原因で細菌に感染し、両手両足を切断する手術を受けていたと言う報告もあります。
わたしは個人的に、犬や猫の飼い主には、噛まれた時を想定して、 ジスロマック等の抗生物質を常に保有するようにすべきだと思うのですが・・・
何はともあれ、季節の変わり目で体調を壊しやすいのでご注意下さい。